2020年9月に500円の投資からスタートして2024年6月に500万円の資産を形成することができました。
- 旧NISA:2,100,620円
- iDeCo:1,461,363円
- 新NISA(つみたて投資枠):702,159円
- 新NISA(国内株式):747,550円
合計:5,011,692円
投資とは無縁だった私がどうして資産形成に興味を持ったのか?
それは家族ができたからです。
とはいえ何から始めればいいのかわからず、まずは投資本を買って読むことから始めました。
本で学んでからNISAを利用し、そしてiDeCoに加入した後に国内株式投資を始めたことで資産500万円を達成することができたのです。
この記事では投資初心者の私が貯金ゼロから投資を始めて500万円を達成するまでの道のりをお伝えします。
りみせ
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投資本を読んでお金について学んだ
これまでに小説やビジネス書は読んだことがあるけど投資本なんて1冊も読んだことがありませんでした。
なので私の投資は投資本を探すことから始まったのです。
金持ち父さんシリーズ
お金の本といえば「金持ち父さん 貧乏父さん」なら私でも聞いたことがあります。
ロバート・キヨサキさんが書いた”アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学”は最初に読むべきお金の基本図書といわれています。
この本では6つの教えを学びました。
- 金持ちはお金のために働かない
- お金の流れの読み方を学ぶ
- 自分のビジネスを持つ
- 会社を作って節税する
- 金持ちはお金を作り出す
- お金のためではなく学ぶために働く
この学びを踏まえて「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」も読破。深く感銘を受けたのがクワドラント(第四象限)です。
S…自営業者(self-employed)
B…ビジネスオーナー(business owner)
I…投資家(investor)
ビジネスオーナーもしくは投資家が持つ技術を使えば、より速くゴール(金持ち)に到達することができる。
この本にはそう書いてあったので私は投資家になる想いをより強く抱きました。
次に読んだ書籍は「バビロン大富豪の教え」です。
バビロン大富豪の教え
世界的ベストセラーであり、100年読み継がれるお金の名著。「お金」と「幸せ」を生み出す人類不変の知恵を小説として読めるのがバビロン大富豪の教えです。
漫画版もあるけど理解を深めたくて小説を選びました。
金持ち父さんシリーズではクワドラントの右側に行くことが重要であると学んだけど、大富豪の教えでは書いてあることが何となく自分事として落とし込むことができたのです。
そしてより具体的に何をすれば良いのか理解できたのがお金の大学でした。
お金の大学
お金の大学は「誰も言わないけどやれば人生が変わる『お金の勉強』超実践型バイブル」と紹介されています。
日本人がどのようにすれば一生お金に困らない生活ができるようになるのか?5つの力でわかりやすく解説されていました。
- 貯める
- 稼ぐ
- 増やす
- 守る
- 使う
どの項目も自分事に当てはめて考えることができます。特に有益だったのが「増やす」の部分で、読み進めていくうちに『つみたてNISA』が出てきました。私はこのタイミングで少額投資非課税制度のことを初めて知ったのです。
NISAについては良い本を見つけられなかったから実際にやってみることにしました。
旧NISA(S&P500)でつみたて
実際にやってみるとは言いつつも完全に理解していないものに自分のお金を投じるのは怖いですよね。
つみたてNISAのことを何となく頭では理解したけれどシステムがよくわからなかったので、どんな感じなのか感覚を掴むために初月は500円の投資から始めました。
それが2020年9月のことです。
続いて2か月目に3,000円、3か月後に5,000円を投資。
どうやって資産が増えていくのかを確認してから4か月目(切りよく2021年1月)にようやく満額33,333円の投資を始めました。
継続期間は3年9か月で+892,132円
満額投資を36か月継続したことにより積立額の合計はこうなりました。
積立額の合計 | 1,208,488円 |
利用ポイント数の合計 | 147,552ポイント |
私の場合は楽天ポイントを利用しているので実際の投資額は1,060,936円です。
りみせ
旧NISAで築いた資産は2,100,620円
貯金をしていただけでは私の資産は1,060,936円でした。しかし、投資をしたからこそリターンを得ることができたのです。
積立投資を理解することができた私はiDeCoに加入しました。
iDeCo(VTI)に加入
投資がどういったものなのか、つみたてNISAでの実体験を通して何となく理解したからiDeCoへ加入。
私は会社に企業年金がない会社員の「第2号被保険者」なので毎月23,000円を投資することができます。
iDeCoは2021年2月にスタート。
しかし、最初の2年間は旧NISAと比べて投資額が少ないことから「こんなものか」と期待外れに感じていました。
それが覆されたのは2023年の成績を見てからです。
グラフを見ても積立額の黒い線を大幅に上回っていることがわかります。
塵も積もれば山となるとは正にこのことで、毎月23,000円の投資でも大きな資産になることを実感。
私は旧NISAよりもiDeCoの方が複利の効果を強く感じました。
継続期間は3年5か月で+528,071円
満額投資を32か月継続したことにより積立額の合計はこうなりました。
投資累計額 | 933,226円 |
りみせ
iDeCoで築いた資産は1,461,297円
月に23,000円ずつの積み立てでも時間を味方にすれば複利で資産は増えていきます。
iDeCoの年金資産は60歳になるまで受け取ることはできないけれど、私はそれをデメリットに感じていません。
まとまった資金が必要になったときはいつでも旧NISAを売却できるし節税メリットの方が魅力的です。
旧NISAとiDeCoで投資の素晴らしさを体感した私は、2024年に新NISAが始まるとすぐに積み立てを開始しました。
新NISAを活用
新制度となってから始めたので2024年1月スタートとなります。
私はつみたて投資枠で月100,000円をS&P500に投資、成長投資枠では月の予算を決めて国内株式に投資するスタイルです。
つみたて投資枠(S&P500)
開始して半年なのでリターンは少ないけど、それでも+100,000円は大きいと思います。
積立額 | 600,000円 |
利用ポイント数の合計 | 22,286ポイント |
新NISAになっても楽天ポイントを使用しているから実際の投資額は577,714円です。
りみせ
成長投資枠(国内株式)
売却差益(キャピタルゲイン)は微々たるものだけど、私は基本的に高配当株を長期保有して配当を得る戦略です。
上の画像の通り26,667円が年間配当金額となるから、これが丸々不労所得としてもらえます。
しかも毎年。
もちろん減配や無配のリスクもあるけれど基本的には保有し続ける限りずっと配当金をもらうことができます。
まとめ
このように私は本で学んでからNISAを利用し、そしてiDeCoに加入した後に国内株式投資を始めたことで資産500万円を達成することができたのです。
本を読んで勉強をしなければ達成することはできませんでした。
振り返ってみれば読書こそ最高の投資でしたね。
最後にもう一度ご紹介しておきます。
りみせ