つみたてNISA(旧NISA)を売却しました。
理由はまとまったお金が必要になったからです。
NISAを売却するベストなタイミングとしてはこのように言われています。
- ライフイベントが訪れたとき
- 目標金額に達したとき
- 不測の事態でお金が必要になったとき
売却の理由としては「ライフイベントが訪れたとき」なのでベストなタイミングでした。
ただ、売却したタイミングがラッキーすぎたので備忘録として残します。
りみせ
タップできる目次
つみたてNISA売却までの流れ
実際に私が売却したときの流れをお伝えします。
手順と時系列はこのような感じです。
りみせ
売却注文
売却注文を出したのが2025年3月24日13:43でした。
翌日に約定させるには場中(株式取引時間内)に売却注文を出す必要があります。
約定
約定とは売買の契約が成立することを意味します。
「いつ注文を出したか」ではなく「いつ取引が成立したか」が基準です。
つみたてNISAの約定は翌営業日の終値となります。
受渡
受渡とは約定が成立した後にお金のやり取りすることを意味します。
売却代金は証券口座に入金されます。
つみたてNISAは現在値で売却できない
私は成行注文のように売却をしたらそのときの価格で約定するものだと思っていました。
しかし、つみたてNISAの約定日は翌日となります。
約定日は翌日
3月24日に売却注文を出したので約定日は翌日の3月25日となります。
約定するまでの流れは下記の通りです。
- 海外市場の対象資産の当日終値等(~翌日早朝)が決定
- 円換算為替レート(翌日の午前)が決定
- 国内市場の対象資産の当日終値等(翌営業日の15時30分)が決定
つまり、売却注文を出してから約定するまでの間に株価が変動してしまうのです。
売却までに株価が変動してしまう
売却を決めたそのときの株価で約定させられるのであれば自分が納得する価格で手放すことができます。
しかし、売却注文後に株価が動いてしまうので得する場合もあれば損をしてしまうこともあるのです。
得する場合もあれば損することもある
売却注文後は株価が下落しないことを祈るのみです。
場中であれば売却注文を取消することができるけど15時30分をすぎたら取消注文はできません。
ここからは私が実際に売却したときのお話をします。
つみたてNISAを売却したタイミング
つみたてNISAではS&P500に投資をしていました。
私が売却をしたのはトランプ大統領が誕生してから株価が大きく下落したタイミングです。
S&P500が6,000ドル台のときから売却のタイミングを伺っていたけど大きな下落を目の当たりにして焦り始めていました。
りみせ
何度もチャートと睨めっこをして200日移動平均線を割り込んだ後の反発が最後のチャンスなんじゃないかと思い売却注文を出したのです。
当時の私は成行注文のように売却注文を出したらすぐに約定するものだと思っていました。
しかし、上述の通り約定日は翌日。
株価が下がらないことを祈って1日を過ごしたのです。
運の要素が強い
結果的に私は200日移動平均線まで反発した高値で約定することができました。
これはラッキー以外の何物でもなかったです。
売却注文を出してから約定するまでの間に株価が下がっては損をしてしまうので売却のタイミングとしては株価が上昇しているときがベストであると言えるでしょう。
上昇しているときがベスト
3月24日に出した売却注文は3月25日の終値である5,778.8ドルで約定しました。
売却注文が1日遅ければ5,701.9ドル、3日遅ければ5,554.6ドルと利益は大きく目減りしていたことになります。
9日後には5,084.2ドルになっていたのでラッキーすぎます。
ちなみに25日に約定して得られた利益は878,982円だったけど、もし24日に約定していたら815,413円でした。
63,569円の差は大きい。
つみたてNISAの受渡日は4日後
受渡まで2週間くらいかかると思っていたけどわずか4日で証券口座に入金されました。
証券口座に入金
上記の通り証券口座の履歴にて確認することができます。
1,208,488円のつみたて+878,982円の利益=2,087,470円の入金です。
運用益は非課税
+878,982円の運用益はもちろん非課税です。
証券口座に入金があったのを確認してその日のうちに銀行口座へ出金しました。
りみせ